敗者の言葉

「みんなやってるじゃん」

「あいつもやってるじゃん、あいつも注意してよ」

子供はみんな言う。

言わない子供はいないんじゃないかと思うくらいみんな言う。

大人になっても言ってる人がいる。

自分の非を認められず、他にもやっている人を見つけて「あいつもやってるじゃん」「あいつも注意してよ」

言わなくなる人もいる。

言わなくなる人が、いわゆる成功者。

成功者はそんなこと言わない。

いつ、誰に教わるのか。

成功者は、必ずどこかでそのターニングポイントがある。

敗者は敗者の言葉を言い続ける。

だからいつまでたっても敗者のままだ。

子供が「あいつもやってるじゃん、あいつも注意してよ」

「僕ばっかり注意しないでよ、あいつにも言ってよ」

と言ってきたら、親や先生はどうやって教えるのか。

ここで、しっかり教えないと、その子供は敗者の道を歩き続けるだろう。

だから、「あいつにも注意してよ」と言ってきたらちゃんと教えなければいけない。

ここが、きっとターニングポイント。

「あいつを注意することで、お前の能力上がるんか?」

「あいつを注意することで、お前の成績上がるんか?テストの点数上がるんか?」

「あいつを注意したら、お前は自分に勝てるようになるんか?」

大人になっても、言い訳ばかりする人がいる。

大人になっても人のせいにする人がいる。

きっと敗者の言葉を使っている。

「あいつもやってるじゃん」「あいつも注意してよ」

敗者の言葉を使わないようにすること。

親や先生はこれを教えなければいけないんだと思う。

自分のために使っちゃいけない。