本大好きサラリーマンの小説⑰~心も身体も~

優子が家に遊びに来た

高校3年生のとき付き合っていた子

手も握らないような清純な付き合い

卒業前に自然消滅した

大学で東京に出てきていたことは知っていたから

どちらからともなく、連絡をとり合うようになり

栞に悪いと思いながら、家で会うことになった

懐かしい話に花が咲き、盛り上がったあと、

そんな雰囲気になった

「栞も他の男とヤッてるんだ。俺だっていいだろう」

唇を合わせる

僕の手が優子の大きめの乳房を揉みしだく

優子の手が僕の股間をまさぐる

そして、僕のそれを口に含む

でも、駄目だった

僕の男根は全く反応しなかった

心も身体も栞を裏切ることは二十歳の僕にはできなかった

「何やってるんだろう俺は。。」

優子が帰った後、独り言ちた。


当時、寝っ転がって天井を眺めていた

何かの本で読んだのか

癖になっていた

寝っ転がって、大の字になって、天井を眺める

そんなとき

いつも「なにやってるんだろう、俺は。。」

とつぶやいた

不器用だな

もっと人生楽しめよ

みんなやってるよ?

僕にはできなかった