採用が9割。

飲食店の店長の仕事の一つにアルバイトの採用があります。

人材不足が深刻な昨今、来るもの拒まずで採用したいのですが、採用は大事です。

採用を失敗すると、その人が短期間で辞めてしまったら人件費が無駄になります。

続けていても、店の風土を乱したり、チームワークを乱すような行動をとり続けたり、不正行為に走ったり等、お店にとってマイナスなことが発生します。

面接で何を見なければいけないのか?

ウォーレン・バフェットは、従業員やビジネスパートナーを選ぶ際に、信頼を測る3つの基準を用いている。

その3つとは「誠実さ(Intrgrity)」「知性(Intelligence)」「自発性(Initiative)」だ。

エフォートレス思考 グレッグマキューン

ウォーレンバフェットほど大げさではありませんが、この3つのIの視点は大事です。

「誠実さ」は何で判断するか。。。ずばり人相です。その人の性格は顔に現れます。

顔を見れば、その人がどういう風に見られるのか分かります。

どういう風に見えるのか、ではなくて、人からどういう風に見られるのかです。

「知性」は身だしなみで、ある程度判断できます。

アルバイトの面接なのでカジュアルでいいのですが、穴が開いたパンツや、鼻にピアスを空けている、香水の匂いがする、髪がボサボサ等、飲食店に相応しくない恰好で来る方は「知性」がないと言わざるを得ません。

「自発性」はこちらの質問に対する答えで判断できます。

志望動機や、長所短所など、ある程度予測でき、答えを予め用意できる質問ではなくて

「あなたは友人やご家族からどんな性格の人だと言われますか?」や「今までの人生の中で挫折や失敗体験はありますか?その際どのように乗り越えましたか?」等、考えないと答えられない質問をすると良いです。

シフトがおいしいより人物重視。

これも重要です。

「人物的にいまいちなんだけど、早番入れるから採用しとくか~」のノリで採用すると後で痛い目にあいます。

寝坊による遅刻が多かったり、体調不良で欠勤が多かったり、シフト変更が多かったり、結果退社に繋がり「やっぱり採用しなければよかった」ということになります。

つまり、面接時に何か違和感を感じた方は不採用が正解です。

人が人を変えることはできません。

とりあえず採用して、教育すれば大丈夫だろう、、は甘い考えです。

教育して変わる子は、変われる子なんです。

採用が9割です。

採用を失敗すると、自分も困るし、今お店で働いているパートナーの負担にもなります。

失敗しないために面接でしっかり見極めたいところです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA