1998年 まだ、スマホもなかったし、ガラケーも普及していない頃 連絡手段は家電話のみ 栞はよく電話の線を抜いていた 喧嘩をしては線を抜く 連絡取れず、家までいく そして仲直り そんな日々も懐かしい 交換日記しようか 「面白そうだね。やろう」 赤い日記帳 僕が書いて、栞に渡す 栞が書いて、僕に渡す 大事なものを僕は失った
カフェ店長の日常
1998年 まだ、スマホもなかったし、ガラケーも普及していない頃 連絡手段は家電話のみ 栞はよく電話の線を抜いていた 喧嘩をしては線を抜く 連絡取れず、家までいく そして仲直り そんな日々も懐かしい 交換日記しようか 「面白そうだね。やろう」 赤い日記帳 僕が書いて、栞に渡す 栞が書いて、僕に渡す 大事なものを僕は失った