本大好きサラリーマンの小説⑪~赤い日記帳~

1998年
まだ、スマホもなかったし、ガラケーも普及していない頃

連絡手段は家電話のみ

栞はよく電話の線を抜いていた

喧嘩をしては線を抜く


連絡取れず、家までいく

そして仲直り

そんな日々も懐かしい



交換日記しようか

「面白そうだね。やろう」

赤い日記帳

僕が書いて、栞に渡す

栞が書いて、僕に渡す


大事なものを僕は失った






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